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まだ夜じゃない。
でも、仕事はもう終わりかけ。
その曖昧な時間に、
そっと置いて、ひと息つくための器です。
チューリップの花が開いたような形の小さなカップは、
リップクリームや印鑑、アクセサリーなど
毎日使う小さなものの「指定席」としてお使いいただけます。
ティータイムのそばに。
デスクの片隅に。
使い方は、決めていません。
あなたの午後五時に、合わせてください。
その日は、思ったより早く仕事が終わった。
カバンを置いて、窓を開けると、やわらかい光が差し込む。
何も特別なことはないけれど、
「今日、悪くなかったな」と思えた。
チューリップの中にリップを置いて、
お茶を淹れる。
それだけで、心が少しほどけた。
空はまだ明るくて、
夜になるには少し早い。
深呼吸をひとつして、
机の上を整える。
使い終えた印鑑を、
そっとチューリップに戻す。
今日はここまで。
そう決めるだけで、気持ちは軽くなる。
やることは終わったはずなのに、
気持ちだけが少し残っている。
光と夜のあいだで、
色がゆっくり揺れていく時間。
チューリップに小さな指輪を置くと、
その揺らぎも一緒に、受けとめてもらえた気がした。
空の色が、
気づかないうちに変わっている。
さっきまでの自分と、
これからの自分のあいだ。
チューリップに置いたのは、
今日いちばん使った小物。
「おつかれさま」と言われたみたいで、
自然と肩の力が抜けた。
夜に向かっているのに、
どこか明るさが残っている。
明日のことを考えるには早くて、
今日を振り返るにはちょうどいい時間。
何も入れずに置いたチューリップを眺めながら、
もう少し、このままでいようと思った。
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